まさかあのシーンになるとは思わなかった…
こんにちは ロンです!
そうに決まっている
先日…老人ホームから電話が掛かって来ました
何度も書いていますけど 老人ホームから掛かって来る電話は十中八九…悪い連絡です
それが分かっているので老人ホームからの電話は取りたくないですが そういうわけにいきませんからね…
でも電話を取らなくても大体は言いたいことが分かる…
どうせ母の体調が悪いって言うんでしょ?
そうに決まっている…
ある意味…絶対に期待を裏切らないだろうな…
うわっ…参ったな…
嫌な予感しかありませんけど 電話に出ない訳にもいかないし…
仕方ないから出ましたが やはり予感は的中です
予感が的中してもこれほど嬉しくないことは無い…
母が昨日からお腹が痛いみたいで 老人ホームのかかりつけ医では対応に限界があるみたいです
なので半年ほど前に母がお腹が痛くて入院していた大きい病院に次の日に連れて行くように言われました
つまりは前回の入院と同じ病状か…それ以上の症状ということですね…
そして『痛み止めを処方してもらいたいのと これからの治療法をどうするかも合わせて病院と打ち合わせしてほしい…』
そう言われたのでさらに嫌な予感がします…
その日はすぐに母の様子を見に老人ホームに行きましたけど とりあえず症状が落ち着いているのか…まったく痛い素振りはありません
あいかわらず痩せ細ってはいますが 本人に痛みがないのでその日は一安心です
そんな母を見て…(思ったより大丈夫そう…)なんて思っていました…
次の日の朝早くに母を老人ホームに迎えに行き 紹介状を貰ってから大きい病院に連れて行きました
昨日とは違い 今日の母は腰回りを痛がっているし機嫌も少し悪い…
前回ここの病院に入院した時もお腹を痛がっていてこの時にすでに大腸がんを疑われていたんですが 年齢も年齢なので大腸ステントという器具を入れただけで 大腸がんの根本的な治療はしませんでした
もはや母にはがん治療に耐えられる体力がないのでどうしようもないのです…
そして今また大腸がんの影響が出ているんです…
今日CTを撮ったらやはり相当がんが肥大化しているし リンパにも転移しているらしい…
母の食欲がないのもコイツのせいみたいだし…
そのためにもう少し強い痛み止めを処方する必要がある…
私は過度な延命治療を望んでいないし 寿命が尽きるその時まで健やかに生きてもらいたい
とっくに覚悟はしていました…
私達の番号が呼ばれて診察室に入り 先生に一通り最近の母の状態の説明をしました
そうすると医師が母を診察室から連れて出るように看護婦さんに言いました
ようは『人気(ひとけ)払い』… 母にこの会話を聞いてほしくないわけです…
医師:次男さんですか?
私:そうです(よく分かったな… ああ…パソコンのカルテに書いてあるのか…)
医師:あまり本人を目の前に言うのもなんですからお母さんには部屋を出てもらいました… この先の治療のことですが老人ホームでも緩和ケアなどを相談をしていますか?
私:(もはや嫌な予感しかしない…)はい…無理な延命治療をしないように すでに施設には伝えていますし いよいよの時は本人に痛みがないようにしてあげたいんです
医師:そうですか… 人工呼吸器をつけたりの延命治療はしないわけですね… それであるとこの先は痛み止めも強い鎮痛剤などを使った緩和ケアも視野に入って行くと思います
私:もう痛みを緩和していくしか方法がないわけですか?
医師:もう年齢も年齢なので通常のがん治療も出来ないので この先は痛みを取ってあげることしかできません… 今回処方した痛み止めがあまり効かない場合はホスピスなどの移転も考えるようにして下さい…
医師も丁寧に説明してくれましたし 私もとっくに覚悟も決めたはずでしたけど…
ホスピスとは末期の患者にする最後の緩和ケア施設…
(もしかしたら…そう遠くない時期に母がホスピスに行くことになるかもしれない…)
そんなことを考えたら 医師との会話中にもかかわらず思わず落涙してしまった…
(うわっ…参ったな… すげえ涙が出てくる…)
なにより急に『緩和ケア』や『ホスピス』などの予想もしなかった強いワードに 涙がポロポロ落ちてしまう…
今回処方してもらった痛み止めの飲み薬でこれ以上痛みが出ない場合もありますし あくまでこの先の可能性の話しではありますけど…
この先はそれなりの覚悟が必要なんでしょう… いや…おかしいな… 覚悟してたハズなんですけどね… 動揺を隠せないや…
なによりもうあんまり時間がないのかもしれない…
ホントにあんなドラマでよく見るシチュエーションがあるんですね…
画面の中だけだと思ってた…
よく見るシーンではあるけれど 自分がなってみると予想以上にショックですね…
では皆さん良い一日を
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